honeorilife0303の日記

ある日突然交通事故にあい入院し その時感じた日々徒然

大腿骨転子下折入院日記⑬ リハビリ1

とにかく寝る事だけが現実を忘れる唯一の手段だった。だが途中でのどが渇いて目がさめる、、

何とか朝を迎えることができた。脚は浮腫みと内出血でパンパン、足の指はわずかに動かすことはできるのだが、足自体は固まって動かす事ができない。食事をとるときは寝た態勢でエプロンを胸の辺りにしき、器からスプーンで食べ物を滑らせるようにして口の中にいれていた。みそ汁も具は皿に分けてもらい、汁は吸い飲みという容器に移し替えてもらいチューチュー吸っていた。

この日からリハビリが始まった。動かさないと足がそのまんま固まってしまうからと言われ恐怖を感じた。腫脹という皮膚が固まった部分を先ず揉み解す所から始まった。脚をちょっと曲げるだけでも痛い、、でも手術前に比べるとだいぶマシになっていた。痛みの質が変わった感じだった。神経痛というより、皮膚が引っ張られてちぎれてしまうのではないか?と感じるような痛みだった。リハビリの先生に何度も縫い目が裂けるのではないかときたが、大丈夫ですと言われるも不安で仕方がなかった。脚の曲げ伸ばしなのだがベッドから拳一人分持ち上げるだけでも痛くて相当苦労した。😂😂😂

大腿骨転子下折入院日記⑫ 激痛に次ぐ第二の地獄

手術が終わり、二つ目の山は過ぎた。右腕には抗生剤の点滴が絶えずつながれ寝返りも相変わらず打てず、😂😂 そしてとてつもない喉の乾きが襲ってきた。水分は明日朝まで厳禁とのことでどうしてもダメな時はおしぼりで口の中の表面をふくだけしかできない。自分は普段から水分をこまめにたくさんとるほうなのでとにかく水が24時間以上飲めないというのが地獄のように辛かった😂😂😂😂

手術で体力を消耗したこともあり寝ることはできるのだが、、、喉の渇きで目がさめてしまう、、、

脚には血栓予防のために、血管を収縮させるポンプみたいな機械が一晩中つけられていた。血栓が脳に飛べば脳梗塞、心臓に飛べば心筋梗塞、でまだまだ安定するまで油断できないそうだ。

この時はひたすら、とにかくポカリをがぶ飲みしたい、しか考えられなかった。

大腿骨転子下骨折入院日記⑪ 手術4


Gamma Nail video animation

ネジをしめたり、ドリルで穴をあけている振動が伝わってくるのがわかる。ときにはトンカチでカンカンカンと叩いたり、まるで大工さんが仕事をしているようだ。正面、内転子と何回も確認している。

何とか骨組の角度を5回目くらいの挑戦で揃える事が出来たようでホッとする。医師も大汗をかいてかなり気力、体力を使いきった感じだった。

しばらくすると麻酔のききが薄くなってきたのがわかった。それを医師に伝えた。いったいどれくらいの時間が過ぎたのか全くわからなかった。手術はまだまだ完全でないのに麻酔がきれて時間切れになった感じがした。

医師がよし終了!といい、縫合に入った。麻酔がきれて、皮膚にチクチク痛みが走る中での作業に痛い!痛い!と告げると、医師は男は我慢!と何の励ましにもならない言葉を返してきた。だんだん麻酔が切れ、気がつくと半分逆さまになったような態勢で大股に開かれて股関節がものすごく痛かった。早く楽にしてください。と訴えるもなかなか楽にしてもらえなかった。病室のベッドに戻ると脚がパンパン腫れて結構な痛みがあった。

大腿骨転子下骨折入院日記⑩ 手術3

手術は執刀医とガンマネイルというチタン製の骨組のような物を入れる機材を持込外注業者との2人が協議しタックを組むような形で行われていた。それに常駐の看護師数名というところか、、

ふにゃふにゃになった脚をふって骨を揃えているところがモニターに写し出されていた。それを見ていたら、顔に布をかぶされてしまった。。

その後、睡眠薬かなんかの効果でしばらく寝てしまい、記憶がなく、何か無重力の宇宙を彷徨うような感覚が少しの時間あり、意識が戻ると、執刀医、と助手の看護師が何か揉めてようだった。脚の筋肉の抵抗が強すぎて、ねじれてしまい真っ直ぐにならないようだった。そんなんじゃ、足の長さが変わってしまう😂とかねじれるとか、、不吉な言葉、聞きたくない内容の会話が聞こえてくる、😂😂😥何度も何度も骨組の角度調整が合わず、かなり苦戦しているのがわかり手術が失敗してしまうのではないかと不安になった。

大腿骨転子下骨折入院日記⑨手術2

やはりストレッチャーへの移乗へは崖から飛び降りるかの精神統一をしなければならない行為だった。

ストレッチャーに乗せられ、手術室に連れて行かれる。そしてまた再び、手術台への移乗が、、辛い、、やはりつらい、、手術台は狭く、暴れると落ちよ、と脅される。😂😂、ドクターが入場するまでかなりの時間またされる。外ではガチャン、ガチャンと金属音が響き渡る、、大丈夫か??だいぶ経ってドクターが来る、、遅いよ、、

狭い手術台の上寝返りして尾骶骨を突き出せと言われた。麻酔は下半身のみの部分麻酔らしい。一発目は針が上手く入らず失敗、もっとクの字に腰を突出してと指示される。指先で頸椎を探しているようだ。そして2回目、針がグイグイ入って来る。針はかなり太く感じた。そして痛い、、かなり深く刺されていき麻酔薬が注入されていく、、、

10秒くらいすると下半身全体が熱くなり両足がフニャフニャな感じになり全く力が入らなくなり、痛みも一切感じなくなった。😮😮

 

大腿骨転子下骨折入院日記⑧手術

手術前は前日の21時から一切の飲食は禁止になり、点滴のみになった。

手術当日は色々と慌ただしかった。中でも鼠径部の動脈に注射は初めての経験で嫌だった。あとは耳たぶをすこし穴をあけて血が止まるまでの時期を測ったり、、この日までは何回も血液検査、尿検査、血圧測定、体温計測をして手術に耐え得る体力があるか調べていた。そして、手術中に便を漏らすと面倒だからとにかく昼前までに腸を空にしてと浣腸される。耐えられず浣腸液のみ出たような感じだったので、2回に分けてした。

そして手術20分前にベッドからストレッチャーへの悪夢の移動をしなければならない。看護師が4人がかりくらいで移乗させようとするのだが、激痛の走る、足を普通に掴んだり、まるで荷物を運ぶかの如く雑な扱いで、何度キレそうになったかてか、キレて凄まじい悪態をついた。今までの人生の中でこれ以上の苦しみを感じた事はなかった。、😫😫😫とにかくこの過程は今回の入院の中で最大級に痛く苦しい、もう、二度と味わいたくない経験だ。以後、大部屋に同じ激痛で泣き叫ぶ患者を見るたびに記憶がフラッシュバックして気分が落ちてしまう😂😂

大腿骨転子下折入院日記⑦

ドクターはいっさい無心で膝の上に穴をあけていく、周りの看護師は顔がこわばっていた。貫通後、細い針金のそうな物を入れていく、グッ、グッ、グッ、鈍痛が多少来る感じ、、あんた、見たら気絶するかもだから見ないほうがいい、と膝のあたりは布で被い隠されていた。。その後、足をボックスのようなものに入れられ、、5kgくらいの重りをつけられて引っ張られていた。動くたびに骨が脚の中でゴリゴリいう激痛状態からは解放され、処置前からはだいぶ楽にはなった、、正直、もっと早くやって欲しかった。

でも、まだ寝返りは打てず腰や背中は痛いままだった。この期間は大便をするのがとにかく辛かった。。看護師にオムツの中にしろといわれるも寝た状態でした記憶がないのでどうしていいかわからない、、漏らすギリギリまで粘り脂汗かきながらした。そしてオムツを変えて貰うのだがまた激痛が、、そして、何とも情けない気持ちになる。😥😥